カナダグース古着の年代判別・タグの見分け方

カナダグース古着の年代判別・タグの見分け方 | RE-USE TOKYO

タグ変遷の概要

カナダグースのタグは年代によって大きく変化しており、古着仕入れにおける年代判別の最も重要な手がかりです。タグの種類を把握しておくことで、仕入れ時に即座に年代を判定でき、適正価格での仕入れが可能になります。カナダグース古着の仕入れでは、タグ判定と真贋判定は表裏一体のスキルです。

Snow Goose 期(〜2001年)

2001年のリブランディング以前は「Snow Goose」というブランド名で販売されていました。この時代のタグには「Snow Goose」の表記があり、現行のカナダグースロゴとは異なるデザインが使用されています。

  • タグ表記 — 「Snow Goose」ブランド名。ロゴデザインが現行と異なる
  • 流通量 — 市場に出回ることが非常に稀。コレクターズアイテムとしての価値がある
  • 注意点 — 古すぎてダウンのヘタリが進んでいる場合が多い。実用品としての販売は難しいケースも

Canada Goose 初期(2001年〜2011年頃)

ブランド名変更後〜ホログラムラベル導入前の時期。現行に近いロゴデザインですが、まだホログラムラベルが付いていません。カナダグース古着の仕入れでは、この時期の個体を「ホログラムなし=偽物」と誤判定しないよう注意が必要です。

  • タグ表記 — 「Canada Goose」ブランド名。現行に近いワッペンデザイン
  • ホログラム — なし(2011年以前は未導入のため正常)
  • 注意点 — ホログラムがないことを理由に偽物と判断してはいけない重要な時期

ホログラムラベル導入期(2011年〜)

2011年頃からホログラムラベル(セキュリティラベル)が製品に付けられるようになりました。これは偽物対策として導入されたもので、光に当てると虹色に変化する特殊なラベルです。

  • 特徴 — 製品内部にホログラムラベルが縫い付けられている
  • 真贋との関係 — 2011年以降のモデルにホログラムがない場合は偽物の可能性が高い
  • 偽物の精度 — 近年は偽物にもホログラム「風」のラベルが付いているため、ホログラムの有無だけで判定してはいけない

現行 QRコード付きタグ(近年)

近年のモデルにはQRコードが付けられており、スキャンすることで正規品かどうかの確認が可能です。デジタル認証への移行が進んでいます。

  • 特徴 — QRコードによるデジタル認証。スマートフォンで読み取り可能
  • メリット — カナダグース古着の仕入れにおいて最も確実な真贋確認手段の一つ
  • 注意点 — QRコードの読み取り結果が正規でなくても、システムの問題で読み取れないケースもある

品番体系

カナダグースの品番はモデルを特定する重要な情報です。品番からモデル名・フィット・年式をある程度判定できます。タグに記載されている品番を確認し、正規の品番リストと照合することで真贋判定の精度が上がります。

製造国

カナダグースは「Made in Canada」が基本ですが、近年では一部製品で海外生産も行われています。カナダグース古着の仕入れにおいて、古い年代のモデルにカナダ以外の製造国表記がある場合は偽物の可能性を疑うべきです。

  • Made in Canada — 基本。特に古い年代のモデルはカナダ製が正常
  • 例外 — 近年の一部ライン。公式に海外生産が認められているモデルのみ

ファー素材の変遷

カナダグースのファー素材は年代によって大きく変化しています。この変遷を知ることは年代判別に役立つだけでなく、古着市場での評価にも直結します。

  • コヨーテファー — 長年使用されてきた天然ファー。色ムラがある(自然な個体差=本物の証)
  • リサイクルファー — サステナビリティへの移行期に採用。中古ファーを再利用
  • ファーフリー — 近年のモデル。動物性ファーを使用せず、人工素材に置き換え

古着市場ではコヨーテファー付きモデルの人気が依然として高い傾向にありますが、ファーの状態(抜け・汚れ・匂い)は仕入れ判断の重要ポイントです。

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