パタゴニア古着の年代判別・タグの見分け方
パタゴニア古着の年代判別・タグの見分け方
タグデザイン・スタイル番号・製造国から年代を特定する
年代判別がパタゴニア古着の仕入れで重要な理由
パタゴニア古着の仕入れにおいて、年代の特定は価格判断に直結します。同じシンチラ スナップTでも、90年代USA製と2010年代ベトナム製では相場が大きく異なります。タグの見分け方を覚えれば、フリマアプリやセカストで適正価格を瞬時に判断できるようになります。
タグデザインの変遷
第1期:デカタグ(1970年代〜1990年代前半)
最も古いタグ — ヴィンテージの証
- 特徴:大きなサイズのメインタグ。手書き風フォントが使われることも
- 表記:「patagonia」ロゴの下にサイズ表記がシンプルに配置
- 製造国:Made in USA が基本
- 価値:ヴィンテージとしてコレクター需要。状態が良ければ高値
70s〜90s前半USA製高値
第2期:小タグ移行期(1990年代後半〜2000年代)
現行に近づくデザイン — 情報量が増える
- 特徴:タグのサイズが小さくなり、素材表記や洗濯表示が詳細化
- 表記:スタイル番号が明記されるようになる
- 製造国:USA→コスタリカ、メキシコへの移行期
- 価値:ヴィンテージほどではないが、USA製は付加価値あり
90s後半〜00sコスタリカ製スタイル番号
第3期:現行タグ(2010年代〜現在)
統一デザイン — 情報量が最も多い
- 特徴:白地に黒文字のシンプルなデザイン。QRコードが付くモデルも
- 表記:スタイル番号、素材、製造国、洗濯表示が全て記載
- 製造国:ベトナム、スリランカ、中国など多国籍化
- 価値:ヴィンテージ的価値はないが、状態・モデル次第で十分利益が出る
2010s〜ベトナム製多QRコード
スタイル番号での年代特定
パタゴニアのタグにはスタイル番号(5桁の数字)が記載されています。この番号をパタゴニアの公式サイトやデータベースで検索することで、モデル名・発売年・カラー名を正確に特定できます。パタゴニア古着の仕入れでは、スタイル番号の確認が真贋判定と年代判別の両方に有効です。
- 23056など5桁の番号がメインタグまたはサブタグに記載
- パタゴニア公式サイトの製品登録ページでスタイル番号を入力すると情報が出る
- スタイル番号が存在しない場合は偽物の可能性が高い
製造国の変遷
| 時期 | 主な製造国 | 備考 |
|---|---|---|
| 1970s〜1990s前半 | USA | ヴィンテージ高値の要因 |
| 1990s後半〜2000s | コスタリカ、メキシコ | 移行期。USA製と混在 |
| 2000s〜2010s | 中国、エルサルバドル | 大量生産期 |
| 2010s〜現在 | ベトナム、スリランカ、タイ | フェアトレード工場への移行 |
ロゴの細かい変化
パタゴニアのフィッツロイロゴ(山のシルエット)は年代によって微妙に変化しています。仕入れの現場では以下のポイントを確認します。
- 山の稜線:初期はシンプルな線画、現行は細かいディテール
- 空のグラデーション:色数や配色が年代で異なる
- 文字間隔:「patagonia」の文字間隔が年代で微妙に違う
- 刺繍の場合:糸の密度や色使いで年代を推定可能
年代判別の実践フロー
パタゴニア古着の仕入れ現場で使える年代判別の手順をまとめます。
ステップ1:タグのサイズとデザインを確認
デカタグ→90年代以前、小タグ→2000年代以降と大まかに分類。
ステップ2:製造国を確認
USA製ならヴィンテージの可能性。コスタリカなら90年代後半〜2000年代。
ステップ3:スタイル番号をデータベースで照合
正確なモデル名・年代・カラー名を特定。偽物判定にも有効。
ステップ4:ロゴの刺繍・プリントを確認
年代の裏付けと真贋判定を同時に行う。
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