パタゴニア古着の真贋判定・偽物の見分け方
パタゴニア古着の真贋判定・偽物の見分け方
仕入れ前に確認すべき5つのチェックポイント
パタゴニア古着の偽物事情
パタゴニアは中古市場での価格が高いため、偽物の製造・流通が一定数存在します。特にレトロXとダウンセーターは偽物が多く、パタゴニア古着の仕入れにおいて真贋判定は必須スキルです。ベール仕入れやフリマアプリでの仕入れでは、写真だけで判断しなければならない場面もあるため、チェックポイントを体系的に覚えておく必要があります。
チェック①:ロゴ刺繍の品質
フィッツロイロゴ(山のシルエット)の精度
- 正規品:山の稜線が細かく、空のグラデーションが滑らか。糸の密度が高い
- 偽物の特徴:稜線が粗い、色のグラデーションが不自然、糸がほつれやすい
- 確認方法:ロゴ全体を拡大して、山のシルエットの輪郭がシャープかどうかを見る
- 注意:年代によってロゴのデザイン自体が異なるため、年代判別と併せて確認する
チェック②:タグのフォントと印刷品質
フォントの種類・配置・印刷の鮮明さ
- 正規品:フォントが統一されており、印刷が鮮明。文字間隔が均一
- 偽物の特徴:フォントが微妙に異なる、印刷がにじむ、文字間隔が不均一
- 素材表記:素材の割合表記が正しいか確認(合計100%になるか)
- 多言語表記:正規品は日本語・英語・フランス語等の多言語表記あり
チェック③:ジップ(YKK)
パタゴニアはYKKジップを使用
- 正規品:ジッパーの引き手にYKKの刻印あり。動きが滑らか
- 偽物の特徴:YKK刻印がない、または刻印が浅い。動きが硬い
- 注意点:一部のモデルではVislon(YKKの樹脂ジップ)を使用
- パタゴニア古着の仕入れでの実務:ジップの刻印は写真でも確認しやすい真贋判定ポイント
チェック④:素材表記の整合性
モデルごとの正しい素材構成を知っておく
- レトロX:外側ポリエステル100%(ボアフリース)、内側ポリエステルメッシュ+防風フィルム
- ダウンセーター:シェルはリサイクルポリエステル、中綿は800FPグースダウン
- 偽物の特徴:素材構成がモデルと合わない、フィルパワーの表記が正規と異なる
- 確認方法:スタイル番号から正規の素材情報を確認し、タグの表記と照合
チェック⑤:スタイル番号のDB照合
最も確実な真贋判定 — 番号が存在するか確認
- 方法:タグに記載されたスタイル番号をパタゴニア公式サイトで照合
- 正規品:スタイル番号で製品情報(モデル名・カラー・年代)が表示される
- 偽物の特徴:存在しない番号が使われている、または別モデルの番号が使い回されている
- パタゴニア古着の仕入れ実務:フリマアプリではタグの写真でスタイル番号を確認してから購入する
偽物が多いモデル
| モデル | 偽物リスク | 主な流通経路 | 特に注意すべき点 |
|---|---|---|---|
| レトロX | 非常に高い | フリマ、海外通販 | ロゴ刺繍・防風フィルムの有無 |
| ダウンセーター | 高い | フリマ、海外通販 | ダウンの質感・フィルパワー表記 |
| バギーズショーツ | 中程度 | 海外通販 | タグの印刷品質・素材の手触り |
| シンチラ | 低い | — | 偽物は少ないが年代偽装に注意 |
| R1/R2 | 低い | — | 偽物はほぼ見かけない |
真贋判定の実践チェックリスト
パタゴニア古着の仕入れで使える真贋チェックリストをまとめます。
- □ ロゴ刺繍:山のシルエットの精度、糸の密度
- □ タグ:フォント統一性、印刷の鮮明さ、素材合計100%
- □ ジップ:YKK刻印の有無と深さ
- □ 素材感:モデルに合った素材構成か
- □ スタイル番号:公式DBで照合して存在確認
- □ 縫製:縫い目が均一か、ほつれがないか
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