ノースフェイスの歴史
ノースフェイスの歴史
古着仕入れで知っておくべきブランド変遷を、年代・タグ・素材の視点から整理
THE NORTH FACE 年表
- 1966年 サンフランシスコで創業(ダグラス・トンプキンス&ケネス・クロップ)
- 1968年 自社製品の製造開始。ブランド名は山の最も険しい「北壁」に由来
- 1970年代 ダウン製品・ドーム型テント開発。アウトドアギアメーカーとしての地位確立
- 1980年代 GORE-TEX採用開始。マウンテンジャケット誕生
- 1992年 ヌプシジャケット発売。ストリートでの人気に火がつく
- 1990年代後半 ヒップホップ・ストリートカルチャーで爆発的に普及
- 2000年 VFコーポレーションに買収。グローバル展開加速
- 2007年〜 Supremeとの定期コラボ開始。コレクターズアイテム化
- 2010年代 DryVent移行。韓国でWHITE LABEL(2011〜)が始動
- 2019年 FUTURELIGHT発表(VF Corporation独自の防水メンブレン)
- 2020年代 サステナブル素材・リサイクルダウン・QRコード付きタグ導入
古着仕入れにおける「年代」の重要性
ノースフェイスの古着は、同じモデル名でも年代によってシルエット・素材・タグが大きく異なります。年代を正しく読めることは、仕入れ値の判断精度に直結します。
年代判定の3つの手がかり
① タグのデザイン変遷
- 1990年代:茶タグ(ブラウンラベル)。ヴィンテージとして高値
- 2000年代前半:白タグ、HyVent表記が多い
- 2010年代〜:白タグ、DryVent表記に移行。QRコードなし
- 2020年代〜:QRコード付きタグ。リサイクル素材表記
② 素材表記の変化
- HyVent → 2000年代初期〜2010年代前半が中心。見かけたら旧品の可能性大
- DryVent → 2014年前後から本格普及。現行品の主流
- FUTURELIGHT → 2020年以降。最新ハイエンド
③ 品番体系
- NP/ND/NA + 5桁 → 日本企画(ゴールドウイン)の傾向
- NF0A + 英数字 → グローバル品番
- NJ/NC → 韓国流通の傾向(ただし確定不可)
なぜノースフェイスは古着市場で強いのか
- ブランド認知度:アウトドアに興味がない層にも知名度がある
- 耐久性:GORE-TEXやダウンは正しく保管すれば10年以上もつ
- デザインの普遍性:黒・ネイビーの定番色は年代を問わず売れる
- コラボ・限定品:Supreme、KAWS等のコラボは古着で定価以上になることも
- 季節需要が明確:秋冬に向けて価格が上がるため、仕入れ時期で利益率が変わる
仕入れ視点でのポイント
- 1990年代の茶タグ個体は状態問わず価値あり。見落とし注意
- 2000年代HyVent個体は「古い=安い」と判断されがちだが、状態良好なら利益も出る
- Supremeコラボは偽物が多い。年式ごとのディテール確認必須
- 韓国版の流通が増えた2015年以降は、国判定を慎重に
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