ラコステの歴史
ラコステの歴史
ラコステ年表
- 1933年 テニスプレイヤーのルネ・ラコステがフランスで「La Chemise Lacoste」を創業。世界初のポロシャツブランド
- 1930〜40年代 ワニのロゴマークを採用。ルネ・ラコステのニックネーム「ワニ(l'Alligator)」に由来
- 1951年 カラーバリエーション展開を開始。白一色だったポロシャツに色が加わる
- 1950年代 アメリカ市場進出。IZOD社とのライセンス契約により北米での販売を拡大
- 1970〜80年代 IZOD Lacoste期。アメリカではIZOD社がライセンス生産し「IZOD Lacoste」名義で販売。プレッピースタイルの象徴に
- 1993年 IZODとのライセンス契約終了。北米市場も自社運営に回帰
- 2000年代 クリストフ・ルメールがアーティスティック・ディレクターに就任し、モードブランドとしてリポジショニング
- 2010年代 Felipe Oliveira Baptistaがクリエイティブ・ディレクターに。スポーツとモードの融合路線
- 2020年代 Louise Trotterがクリエイティブ・ディレクター。ミニマルでモダンな方向性へ
古着仕入れにおけるブランド変遷の意味
ラコステ古着の仕入れでは、このブランド変遷を理解することが直接利益に結びつきます。同じ「ラコステのポロシャツ」でも、フランス製ヴィンテージ、IZOD Lacoste期のUSライセンス品、現行のアジア製では市場価値がまったく異なるからです。
特にフランス製の旧タグ個体とIZOD期の個体は、古着市場で高い評価を受けています。これはブランドの出自であるフランス製造の希少性と、アメリカのプレッピー文化を象徴するIZOD期のカルチャー的価値が理由です。ラコステ古着の仕入れでは、この2つの時代を正しく判別できるかどうかが、利益を左右する分岐点になります。
ワニロゴの由来と変遷
ラコステのワニロゴは、創業者ルネ・ラコステのニックネームに由来します。テニスコート上で粘り強いプレースタイルから「ワニ」と呼ばれるようになり、それがブランドのシンボルマークとして採用されました。
ワニロゴは時代によって微妙にデザインが変化しており、古着の年代判別の手がかりになります。初期のロゴはより写実的で尻尾が長く、時代が進むにつれてスタイライズされていきます。この違いを見分けられるようになると、タグを確認しなくてもおおよその年代が推測できるようになります。
IZOD Lacoste期の重要性
1950年代から1993年まで、アメリカ市場ではIZOD社がラコステのライセンス生産を担当していました。この期間のアイテムには「IZOD Lacoste」のダブルネームが入っており、アメリカのプレッピー文化を象徴するアイテムとしてコレクターに人気があります。
ラコステ古着の仕入れでIZOD期を見落とすと、通常の中古品として安く手放してしまうことになります。タグに「IZOD」の文字がある個体は必ずチェックし、年代を確認する習慣をつけることが重要です。
なぜラコステは古着市場で強いのか
- ポロシャツの元祖としてのブランド力 — 世界で最初にポロシャツを作ったブランドという歴史的正統性がある
- フランス製ヴィンテージの希少性 — 製造拠点がアジアに移った現在、フランス製個体は年々希少になっている
- 幅広い客層 — 20代のストリート層から50代以上のクラシック志向まで、幅広い顧客が存在する
- 認知度の高さ — ワニロゴは世界的に認知されており、ブランド名を知らない人がほぼいない
- シーズンレスな定番アイテム — ポロシャツ・ニット・スウェットなど、季節を問わず販売できるアイテムが主力
ラコステ古着の仕入れは、これらの強みを理解した上で行うことで、安定した利益を見込めるブランドです。特にフランス製ヴィンテージとIZOD期の個体を正しく判別し、適正な価格で仕入れることが成功の鍵となります。
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