RE-USE TOKYOのカーハート仕入れ基準
RE-USE TOKYOが実践しているカーハート古着の仕入れ基準
状態判定・モデル優先度・メインラインvsWIPの判断フレームワーク
私たちの仕入れ基準を公開する理由
カーハート古着の仕入れに関するノウハウは経験で蓄積されるものですが、基本的な判断基準を共有することで、仕入れを始めたい方の参考になればと考えています。以下はRE-USE TOKYOが実際にカーハート古着の仕入れ時に使用している判断フレームワークです。
状態判定の基準
ダック地の退色について
退色は基本的にOK — むしろ価値になることも
- OK:全体的に均一な退色。フェードが美しいもの
- OK:使用感のある自然な色落ち
- 注意:部分的な色抜け(漂白剤のシミ等)は評価が下がる
- 判断基準:「味」として成立するかどうか。購入者が魅力を感じるかの視点
穴・ダメージについて
ワークウェアならではの許容範囲
- OK:小さな穴(5mm以下程度)。ワークウェアとしての味になる
- OK:縫い目付近の軽い擦れ。リペアで復活可能なもの
- NG:大穴(拳が入るサイズ)。構造的な破損
- NG:背中や胸など目立つ位置の大きな穴
- 判断基準:リペアのコストと手間を考慮して利益が出るか
ライナーの状態
ライナーは価値に直結する重要ポイント
- 必須確認:サーマルライナー/ブランケットライナーの有無
- OK:ライナーにシミや軽い汚れがある程度なら問題なし
- NG:ライナー欠品。カーハート古着の仕入れではライナー無しは大幅減額
- NG:ライナーの破れが広範囲(保温性能に影響)
モデル優先度(S/A/B/C)
カーハート古着の仕入れにおいて、限られた予算と保管スペースの中で優先的に仕入れるモデルを決めるために、以下の優先度を設定しています。
| 優先度 | モデル | 理由 |
|---|---|---|
| S(最優先) | ヴィンテージ デトロイトJK | 高利益率。コレクター需要 |
| S(最優先) | 80年代以前のチョアコート | ヴィンテージ価値。希少性 |
| A(優先) | アクティブJK(ライナー付き) | 安定需要。回転率良好 |
| A(優先) | ダブルニーペインターパンツ | ストリート需要。サイズが合えば即売れ |
| B(通常) | 通常のダック地ジャケット各種 | 数で稼ぐ。安定供給可能 |
| B(通常) | ビーニー(状態良好品) | 低単価×高回転 |
| C(見送り可) | Tシャツ・薄手アイテム | 利益率低。在庫回転が読みにくい |
メインライン vs WIPの仕入れ判断
それぞれの仕入れ基準
カーハート古着の仕入れでは、メインラインとWIPで判断基準が異なります。それぞれの特性を理解した上で仕入れ判断を行います。
メインライン(USライン)の仕入れ基準
- 仕入れる:ダック地ジャケット全般(状態が許容範囲内であれば)
- 仕入れる:旧タグ・USAメイドのアイテム(年代確認必須)
- 仕入れる:レアカラーのダック地アイテム
- 仕入れる:ライナー付きのアクティブJK/デトロイトJK
- 見送る:ライナー欠品のジャケット(安ければ検討)
- 見送る:大穴・重度ダメージ品(リペアコストが見合わない)
- 見送る:需要が低いサイズ(3XL以上など)
WIPの仕入れ基準
- 仕入れる:コラボアイテム(ブランドコラボは基本即仕入れ)
- 仕入れる:Michigan Coat、OG Detroit Jacket等の人気モデル
- 仕入れる:限定カラー・廃番モデル
- 慎重に判断:WIP通常モデル(相場確認の上、利益が出る価格で仕入れ可能か)
- 見送る:状態が悪いWIP(ストリートブランドは状態重視の傾向)
この基準の使い方
以上がRE-USE TOKYOが実践しているカーハート古着の仕入れ基準です。これはあくまで私たちのスタイルに合わせたフレームワークであり、各ショップの方針やターゲット層によって最適な基準は異なります。ただし、ライナーの確認・年代判別・メインラインvsWIPの区別という3つの基本は、カーハート古着の仕入れを行う全ての方に共通して重要なポイントだと考えています。
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