New Balance(ニューバランス)古着仕入れガイド|RE-USE TOKYO
NEW BALANCE アパレル古着仕入れガイド
NEW BALANCE の歴史
1906年の創業からスニーカーカルチャーの頂点へ
New Balanceは1906年、ウィリアム・J・ライリーがボストンでアーチサポート(偏平足向けインソール)のメーカーとして創業。1960年代にランニングシューズに参入し、1982年の990発売で「1足100ドル以上のスニーカー」の先駆けに。現在もアメリカ・イギリスで自社工場生産を続ける希少なブランドです。
ブランド史
- 1906 ボストンで創業(アーチサポート)
- 1960s ランニングシューズ参入
- 1976 320発売(初の本格ランニング)
- 1982 990発売(初の100ドル超スニーカー)
- 1988 UK工場(フリムビー)操業開始
- 1980s〜1990s 996・997などの名作が登場
- 2000s ファッション層への浸透加速
- 2008 993発売
- 2020s 550・2002R・1906R等でブーム再燃
古着市場での位置づけ
- スニーカーが主役のブランドだが、アパレルも需要上昇中
- NBブームの影響でウェアのセットアップ需要が急増
- コラボアパレル(KITH・ALD等)は高額取引される
- 90sヴィンテージウェア(USA製)は一部で高値
- 通常アパレルは¥1,000〜5,000が中心だが選別で利益◎
- 偽物リスクはスニーカーほど高くない
- ナイロンJK・スウェット・トラックパンツが仕入れの中心
スニーカー知識(参考)
アパレル仕入れ時にも役立つスニーカーの基礎知識
990シリーズ(v1〜v6)
▼- ▸ NBの最高峰シリーズ。1982年の初代から続くフラッグシップ
- ▸ v1〜v6まで世代があり、それぞれにファンがいる
- ▸ Made in USA。グレーカラーが最も人気
- ▸ 旧世代(v1〜v3)の状態良品は数万円台
- 👉 990シリーズ=NB古着の最高値帯。USA製確認必須
992 / 993
▼- ▸ 992:Steve Jobs愛用で有名。2020年に復刻し爆発的人気
- ▸ 993:990系統の人気モデル。履き心地の評価が高い
- ▸ どちらもMade in USA。グレーが最人気
- ▸ オリジナル(廃番時期のデッドストック)は特に高額
- 👉 992/993=復刻前のオリジナルは超高額。復刻品でも高値
996 / 997
▼- ▸ 996:細身シルエット。最も幅広い層に人気。USA製=高値
- ▸ 997:996の流れを汲む人気モデル。90sストリート人気も高い
- ▸ 「M996」「M997」(USA製)vs「CM996」(アジア製)で価格差大
- ▸ コラボモデル(KITH・JCrew等)は更に高額
- 👉 M品番は上位ラインに多いが、生産国は個別確認が必要
1300 / 1400 / 1500 / 1700
▼- ▸ 1300:「スニーカーのロールスロイス」と呼ばれた名作。USA製
- ▸ 1400:J.Crewコラボで有名。USA製
- ▸ 1500/1700:UK製(フリムビー工場)が多い
- ▸ いずれも上位ラインで古着でも安定需要
- 👉 4桁モデル=基本的に上位ライン。生産国確認で値付け
550 / 2002R / 1906R
▼- ▸ 550:バスケ系レトロ。Aimé Leon Doreコラボで爆発的人気
- ▸ 2002R:2010年代の2002を現代的にアップデート
- ▸ 1906R:1906Dの後継。レトロランニング系
- ▸ いずれもアジア製が主流。限定カラーのみ高値
- 👉 トレンドモデル=限定カラー・コラボのみ高値。通常カラーは中程度
モデル × 生産国 比較表
生産国によって価格差が大きく生じることがある
| モデル | USA製 相場 | UK製 相場 | アジア製 相場 | 人気度 |
|---|---|---|---|---|
| 990シリーズ | ¥15,000〜50,000+ | − | − | ★★★★★ |
| 992 / 993 | ¥20,000〜60,000+ | − | − | ★★★★★ |
| 996 | ¥10,000〜30,000 | − | ¥3,000〜8,000 | ★★★★ |
| 997 | ¥10,000〜25,000 | − | ¥3,000〜8,000 | ★★★★ |
| 1300 / 1400 | ¥10,000〜35,000 | − | − | ★★★★ |
| 1500 / 1700 | − | ¥8,000〜30,000 | − | ★★★ |
| 550 | − | − | ¥5,000〜15,000 | ★★★★ |
| 2002R / 1906R | − | − | ¥5,000〜15,000 | ★★★ |
| 574 | − | − | ¥2,000〜5,000 | ★★ |
アパレル(ウェア)情報
スニーカーだけじゃない。ウェアの仕入れポイント
NB アパレルの基本
▼- ▸ スニーカーに比べると古着相場は低い(¥1,000〜5,000が中心)
- ▸ ただし近年のNBブーム+セットアップ需要で価値上昇中
- ▸ 90sヴィンテージウェア(USA製)は一部で高値
- ▸ コラボアパレル(KITH・ALD・JJJJound等)は高額帯
ナイロンジャケット / ウインドブレーカー
▼- ▸ 90s〜00sのナイロンJKは古着映えで需要あり
- ▸ 「NB」ロゴ大きめ・カラーブロック系が高値傾向
- ▸ 現行品は流通多く相場低め
スウェット / パーカー
▼- ▸ NBロゴスウェットは普段着需要で通年売れる
- ▸ Made in USA(90s)の刺繍ロゴは希少で高い
- ▸ コラボ(KITH×NB等)のスウェットは1万円超も
- ▸ 現行の無地スウェットは利益薄い
トラックパンツ / ショーツ
▼- ▸ NBのトラックパンツはセットアップ需要で人気上昇中
- ▸ サイドにNBロゴライン入り=回転率◎
- ▸ ショーツ(ハーフパンツ)は夏場に需要ピーク
- ▸ 単価は低いが回転率で稼ぐアイテム
キャップ / ニット帽
▼- ▸ NBロゴキャップは定番で通年回転率◎
- ▸ 単価は安いが送料込みでも利益出しやすい小物
- ▸ コラボキャップ(ALD等)は¥5,000超も
コラボアパレル(KITH / ALD / JJJJound等)
▼- ▸ Kith × New Balance:スウェット・Tシャツ・キャップ。高値安定
- ▸ Aimé Leon Dore(ALD)× New Balance:プレミア感高い。即完売品が多い
- ▸ JJJJound × New Balance:ミニマルデザイン。スニーカー同様ウェアも高値
- ▸ Stone Island × New Balance:機能素材+プレミア。高額帯
- ▸ コラボタグ・ダブルネーム表記で判別可能
- 👉 コラボアパレルは通常NBウェアより高値で取引される傾向がある。タグ確認必須
見分け方のコツ(アパレル)
タグとデザインで価値を判断
❶ タグの年代判別
▼- ▸ 旧ロゴ(太字NB)+USA製 → 90s以前。ヴィンテージ高値
- ▸ 現行ロゴ+中国/ベトナム製 → 2000年代以降。通常相場
- ▸ コラボ品はダブルネームタグ or 別注表記で判別
- ▸ 品番タグでモデル名・生産年が確認できる場合あり
❷ ロゴのサイズ・配置
▼- ▸ 大きなNBロゴ / 刺繍ロゴ → 高値傾向(特に90sヴィンテージ)
- ▸ 小さなプリントロゴ → 現行エントリー。相場低め
- ▸ バックプリント / センターロゴ → 古着映えで人気。高値傾向
- ▸ コラボはコラボ先のロゴも併記されるので見逃さない
❸ 素材・品質で価値判断
▼- ▸ 厚手コットン裏起毛 → 上質なスウェット。高値傾向
- ▸ ポリエステル100% → スポーツ系。相場低め
- ▸ ナイロン(裏メッシュ) → 90s〜00sのJK。状態次第で中〜高値
- ▸ GORE-TEXなど高機能素材搭載モデルは高評価されやすい
❹ コラボ品の判別
▼- ▸ KITH × NB:KITHロゴ併記。スウェット・Tシャツが高額
- ▸ Aimé Leon Dore(ALD)× NB:ALDロゴ・独自カラーリング
- ▸ JJJJound × NB:ミニマルデザイン。タグで確認
- ▸ 通常NBの数倍の相場になることがあるので見逃し厳禁
- 👉 コラボ=ダブルネームタグを必ず確認。見落とし=大損
⚠️ 仕入れ実務の注意事項(アパレル)
アパレル仕入れのポイント
通常品は利益が出にくい
▼- ▸ NBの通常アパレルは定価が安い → 古着相場も¥1,000〜3,000程度
- ▸ 無地のポリTシャツ・ジョガーパンツ等は利益出にくい
- ▸ 狙うべきは:コラボ品 / 90sヴィンテージ / ロゴが目立つデザイン
- 👉 NB通常アパレル=薄利。コラボ・ヴィンテージ・ロゴ物に絞る
セットアップで付加価値
▼- ▸ トラックジャケット+パンツのセットアップ=単品の1.5〜2倍の価格
- ▸ 同色・同シリーズを揃えて出品するだけで付加価値
- ▸ NBはセットアップ着用のトレンドがあるので需要◎
- 👉 セットアップ=単品より利益UP。上下揃えられるなら積極的に
サイズの注意
▼- ▸ NBアパレルはUSサイズ基準(日本サイズより大きめ)
- ▸ 日本市場ではS〜Mの需要が高い
- ▸ オーバーサイズ着用の需要もあるのでM〜Lも売れる
- ▸ 実寸計測+出品時の記載が重要
- 👉 実寸必須。タグサイズだけでなく実寸を記載して売れやすく
季節性を意識
▼- ▸ ナイロンJK・ウインドブレーカー → 春秋がピーク
- ▸ スウェット・パーカー → 秋冬がピーク
- ▸ ショーツ・Tシャツ → 夏場のみ
- ▸ トラックパンツ → 通年だがセットアップ需要で秋冬に上がる
- 👉 シーズン前に仕入れ→ピーク時に出品=利益最大化